魚崎(うおざき)地区
魚﨑町は地区小学生による子ども御輿、1846年(弘化3年)頃作の子地車、明治中期頃河内方面より購入の親地車の3台で世話人、地区住民一丸となり、華麗かつ勇壮に巡行致します。
優美な飾り幕、昼提灯も一度ご覧ください。
青木(おおぎ)地区
1986年(昭和61年)に青木の地で組み上げ復活し、徐々にその姿を変えているだんじりです。
後幕にはスサノオの大蛇退治、小屋根彫刻にはスサノオの娘スセリ姫とオオナムチの鷲退治と青木地名由来の青亀に乗って神様が漂着したという伝承。
近年には脇障子に龍神と乙姫さまの彫刻が入りました。
西青木(にしおおぎ)地区
西青木地車は約50年に渡る休止を経て、2000年(平成12年)に再興。
当地区は1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災の後に移ってこられた方が半数近くを占めますが一様に驚かれるのが「だんじり」です。
きっと新しい町に昔ながらの祭りがあることに戸惑われるのでしょう。
新旧の引き合いを担うこの地車を後世に継承しようと世話人・若中衆ともに注力しております。
何卒、温かいご声援を賜ります様お願い申し上げます。
横屋(よこや)地区
1914年(大正3年)、町制施行までは横屋村であった。
現在の、だんじりは明治初期に淡路一の宮から購入。
彫刻の裏には阿波国大木連の名あり。
江戸時代後期の作と推測できる。
横屋だんじりは2000年(平成12年)より再興し、2002年(平成14年)に大修理、2008年(平成20年)地車庫を新築、歴史ある彫刻と「横屋」の勇壮なだんじり巡行をご覧ください。
深江(ふかえ)地区
1990年(平成2年)に神輿で祭りが復活し、リース地車で行ってきましたが、1996年(平成8年)に新調地車が完成し、子供地車と共に毎年練り廻り、深江の町を盛り上げてきました。
2010年(平成22年)に昼提灯も完成し、ますます祭りの熱も上がって来ています。